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『スリーボンドレーシング』レースレポート

第65回マカオグランプリ・FIA-F3ワールドカップ

『スリーボンドレーシング』レースレポート

 『第65回マカオグランプリ・FIA-F3ワールドカップ』は、11月15日(木)~18日(日)、中華人民共和国マカオ特別行政区の市街地を一時的に閉鎖したギア・サーキット(一周6,120km)で開催された。週末を通して曇天で、金曜日夜には土砂降りの雨が降ったものの、レインタイヤの出番はなかった。
 なお、15日にフリー走行1回目と予選1回目、16日にフリー走行2回目と予選2回目が実施され、2回の予選を通じてベストタイムがドライバーの持ちタイムとなり、17日に実施される予選レースのスターティング・グリッドが決定。
 18日に実施される決勝レースのスターティング・グリッドは、予選レースの結果によって決定される。


公式予選

『スリーボンドレーシング』レースレポート フリー走行1回目は、各ドライバー/チームとも基本セットアップ確認のため積極的に周回を重ねた。
 市街地コースを初めて走る笹原も、タイムを追うのではなく習熟を優先して周回数を重ねる。14周を走って自己ベスト・タイムは、トップと4.017秒差の2分16秒185で24番手。
 同日の予選1回目は他車のアクシデントが多発して計3回の赤旗掲示となった。チームはフリー走行1回目のセッション途中で新品タイヤ4本を投入。しかし、タイヤのウォームアップ中に赤旗となり、ユーズドタイヤへ戻してセッション終盤を戦った。16週を消化して自己ベスト・タイムは、トップと5.567秒差の2分16秒571で26番手だった。
 16日のフリー走行2回目に向けてチームは、イニシャル・セットアップを捨てて、T-Sportとともに戦った2年前のセットアップを基本に調整を加えた。セッション開始5分過ぎ、マタニティ・ベンドで単独事故、赤旗掲示となったもののセッション終了直前だったため大きな影響はなかった。その後は前日よりも改善されたクルマで周回を重ね、15周を消化して自己ベスト・タイムは、トップと2.885秒差の2分13秒559で23番手だった。
 同日の予選2回目、開始10分過ぎにリスボア・ベンドで2台が絡む事故が発生、直後に山側のパイオールで単独事故、これにより赤旗掲示となった。セッション再開後も単独事故やスピンを喫するドライバーが目立ったものの、赤旗掲示には至らず、セッション残り10分でフル・コース・イエロー・フラッグとなるも残り6分で解除。しかし、山側区間のポリス・ベンドで単独事故が発生、Rベンドで笹原はコーナーを曲がり切れず、左サイドからガードレールに激しくクラッシュ。しかも、コース上に停止したマシンに、これを避けきれなかった後続のドライバーが激突。幸い、いずれのドライバーにも怪我は無かった。マシンは大きなダメージを受け、翌日の予選レースのためメカニックたちはほぼ徹夜で修復作業にあたった。
 結局、笹原は14周を消化して自己ベスト・タイムは、トップと3.604秒差の2分13秒514で23番手、予選総合24番手で翌日の予選レースを24番グリッドから戦うこととなった。

予選レース

『スリーボンドレーシング』レースレポート 11月17日(土)、午前の予選レースは、前夜に降った雨の影響で濡れた路面も残っていたが、全28台がスリックタイヤでスタート。1周目のマタニティ・ベンドで追突事故があったものの、赤旗掲示とはならず、レースはそのまま進行した。
 3周目には山側区間のモーリッシュ・ヒルでコースに犬が進入、セーフティーカー導入となる珍事があった。
 4周目終了時点でレース再会となり、終盤にはリスボア・ベンドで単独事故が発生するも赤旗掲示には至らず、昨年のマカオGPウィナーであるダニエル・ティクトゥム(モトパーク)が予選レースを制した。
 前日のアクシデントの影響でマシンが決まっていなかったチームは、決勝レースへ向けたデータ収集に専念して走った結果、22位でチェッカード・フラッグを受けた。

決勝レース

『スリーボンドレーシング』レースレポート 11月18日(日)の午後にスタートした決勝レースは、4周目のリスボア・ベンドで発生した多重衝突事故で赤旗掲示となった。
 ドライバー2名を含む5人が負傷したものの、幸い命に別状はなかった。
 キャッチ・ネット修復などで中断時間は長引き、セーフティーカー先導でレースが再開されたのは午後4時53分。
 最終的にはポールポジションからスタートしたティクトゥムがそのまま逃げ切り、マカオグランプリ2連覇を飾った。
 一方で「スリーボンドレーシング」は22番グリッドからスタート、先行するドライバーのスリップストリームを使いながら、リスボア・ベンドのブレーキング競争に持ち込んだが、目の前の事故を僅かに避けきれずタイヤとサスペンションにダメージを負った。
 その後、操縦性の安定しないマシンで走行を続けたが、山側区間で壁に激突してサスペンションにダメージを負い、ピットへ戻ってそのままリタイアとなった。

 
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